全てのプロダクトに、心を込めて
ヴィツゥに欠かせない
ワークショップで働くスタッフたち。

Members of the Vitsœ production team in Royal Leamington Spa
ロイヤル・レミントン・スパにある、ヴィツゥのワークショップにて。スタッフのマーティン、リリー、ダニエルとアリスター。

文章、写真: Vitsœ

ヴィツゥのワークショップの雰囲気は、どこか自由でユニーク。「ヴィツゥの家具を、世界中のお客さまにお届けする」という、同じ目標を持って働いているからこそ、スタッフ同士が信頼しあい、ワークショップは常に忙しく、さらい良い方向へと日々進化し続けています。企業にとって人材は宝。まさにこの言葉を体感できる場所が、ヴィツゥのワークショップです。

過去の経験や学歴は、ヴィツゥのワークショップでは重視されません。 ヴィツゥが求める人材は、自分の仕事だけを優先するひとではなく、自然と他のスタッフをサポートできる、チームワークのあるひと。ひとりひとりの長所と短所を理解し補いながら、ヴィツゥの家具をスムーズに出荷するというミッションを、達成し続けることができるひとなのです。

マーティン。ロイヤル・レミントン・スパの、ヴィツゥのワークショップにて。

マーティン・マクッチ

「ワークショップで働くスタッフは、一日中椅子に座っているより、動きまわることが好きなタイプ。オフィスにいたら、どうか電話鳴らないでくれ…とか、僕にメール送らないでくれ…とか思ってしまうだろうね。体を動かす仕事が好きで、楽しむことができるスタッフばかりだよ。

意外かもしれないけど、ワークショップの仕事って、頭を使うことが多いんだ。自分の中で段取りを考えながら、常に効率よく動く必要があるからね。何も考えず、箱を運ぶだけじゃないんだ。目の前に常にタスクがあるから、ついつい没頭してしまうよ。すると、世界情勢とか、プライベートの悩みとか、難しいことから解放されるんだ。」

「今のワークショップでの仕事は、僕の今までのバックグラウンドとは全く違うんだ。僕はスロバキア出身で、大学の法学部で学位を取ったあと、法律事務所で働いていたんだ。ある日、綺麗なスーツを着て、いい車に乗る生活に、どこか面白みを感じなくなってしまったんだ。

ロンドンに引っ越して、すぐにレストランのシェフとして働き始めた。そして、ある日偶然、ヴィツゥの求人広告を見つけたんだ。

ヴィツゥで働き始めて、手に取るようにはっきりと、仕事への満足感というものを感じることができたんだ。出荷するアイテムを仕上げ、梱包し、箱を積み上げていく。毎日、自分が達成した成果が目に見えるって、最高に気分が良いことだね。」

リリー。ロイヤル・レミントン・スパの、ヴィツゥのワークショップにて。

リリー・ワードリッチ

「ヴィツゥのワークショップには多くの ”職人” がいます。わたしたちの技術は、機械以上といっても過言ではありません… ここで働くスタッフは皆、何かを組み立てたりする事に、楽しみと情熱を感じています。ワークショップに必要なのは、組み立て作業を含め、手を動かすことが”好き”という気持ちです。」

「もちろん、クリエイティブなこと、革新的なことが好き、というのも大切。しかし、家具を組み立てたことがなくても、例えば、料理だったりパンを焼いたり、手作業を、リズム良く、手順を考えながら進めるのが好きであれば、ヴィツゥのワークショップは、働くのに絶好の場所なんじゃないかな。」

「ヴィツゥのワークショップは、本当に個性豊か。個々のスタッフが、違う個性、違うバックグラウンドを持つことが、チームワークを良くする秘訣だと感じています。ひとりひとりが、本当にチームのことを一番に考えている。不思議と、自分や自分の仕事ばかり優先する人がいない。もし、ヴィツゥのワークショップで働きたければ、この気持ちに共感できる人じゃないとね。」

「ワークショップの仕事に慣れてくると、もっとこうしたらいいんじゃないかと、いろんな改善点が見えてくる。そんな、チームを良くするための意見を、自由に発言できる環境であることも大きな特徴かな。

毎週月曜日、午前のお茶休憩の後が、ワークショップの定例ミーティングの時間。勤続年数、担当や部署の垣根は無し。みんないろんな意見と持ち寄って、自由に発言する。ここは、ヴィツゥのワークショップ。全ての意見は、平等に尊重されるんだ。」

ダニエル。ロイヤル・レミントン・スパの、ヴィツゥのワークショップにて。

ダニエル・カルダーバンク

「ヴィツゥの企業精神と、労働環境は、他の会社にはない、最高のものと思います。他の会社で働いていると、従業員全員が、平等って感じることは少ないと思うんだ。ヴィツゥのワークショップの雰囲気は、自分が自分らしくいられる。それぞれの個性は違えど、僕らは似たマインドを持っているから、自分の意思を第一に行動できるんだ。

ヴィツゥのワークショップで働きはじめて、もう5年も経つよ。このチームにずっと居たいと思わせてくれるのが、面白い同僚たちの存在なんだ。ほとんどのスタッフが、家具作りに携わったことのない人達。それぞれ違うバックグラウンドを持つことが、このワークショップを、スタッフ同士が互いに、一から新しいことを学べる最高の環境にしていると思うよ。」

「ヴィツゥで働く前は、ごく普通のオフィスで働いていたんだ。今とは全く違う日々を過ごしていたよ。長時間、パソコンに向かう毎日に、うんざりしていたんだ。もちろん、今も疲れを感じることはある。でも、以前とは全く違う疲れなんだ。たくさん動いて、たくさん食べて。オフィスワーク時代とは真逆の、生き生きとした毎日を過ごせているよ。」

アリスター。ロイヤル・レミントン・スパの、ヴィツゥのワークショップにて。

アリスター・ハッドリー

「ワークショップでの仕事を円滑に進めるためには、スタッフ同士が、お互いに思いやりを持つことが大切だと思うんだ。スタッフ同士、一緒に学び合い、高め合うことができる環境には、ひとりひとりが、自分とは違う意見を尊重する必要がある。

ヴィツゥでのワークショップで働くためには、積極的に新しいことを学ぶ必要があるんだ。新しい働き方を受け入れることも大事だね。誰かに教えてもらっても、または独学でも、方法はどうだっていいんだ。」

「丁寧であることはもちろん、段取りよく作業を進めることが大切。チームである以上、わがままになってはダメだ。常にスタッフみんなで協力して、作業を進めていきたいね。」

ヴィツゥのワークショップの仕事に興味がある人は、こちらのvitsoe.com/careers まで。