ブラックフライデーという社会現象
11月27日は、ヴィツゥの店休日です。

Black Friday insanity window display at Vitsœ New York

一説によると、1960年にアメリカのフィラデルフィアの警官が作ったとされる「ブラックフライデー」という言葉。商店に殺到する買い物客や、大混雑する道路の様子から名付けられたという。

今は、感謝祭の翌日から始まるクリスマス商戦の開始日として、小売り商店の利益が、一気に赤字から黒字になることも、意味しているという。

ヴィツゥは、今も昔も変わらず、家具を製作・販売し続けて来ました。わたしたちの家具は、正真正銘、いつ何時も同じ価格です。法人、個人のお客様問わず、ディスカウントはありません。もちろん、セールもしません。だからこそ、ヴィツゥのお客様は、いつでも必要な時に必要なものを追加購入できるのです。

意図的に価格を大幅に下げ、消費を煽り、短いサイクルでしか使えないものを大量に売る。企業を上げて、このような状況を作ることは、持続可能な社会をは言えません。

ヴィツゥは、ブラックフライデーが、社会現象としてさらに広がりを見せることに、強い危機感を感じています。この大量消費を煽る流れは、地球環境に大きな影響を及ぼすのは明確だからです。

従って、わたしたちは、ブラックフライデー当日の11月27日、ニューヨークとロンドンの店舗を店休日とします。(オフィスは通常通り営業しております。)

数年前、わたしたちは、定期的にセールを行うことで、人々の消費意欲を煽り、地球上の資源を大量消費し続ける現状に関するムービーを作りました。残念ながら、わたしたちの住む社会は、何も変わらずに、資源を大量に消費し続けています。 ムービーを見る。.

(もしあなたの周りに、この大量消費社会について、再度考える必要がある人がいるのなら、是非このページをシェアしてください。)